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デジタルファブリケーションとの出会い

初めてのデジタルファブリケーションでのモノ作り(ステンシル体験)

私は旦那に出会うと同時に、デジタルファブリケーションとも出会った。

旦那と初めて会った日、彼は私に、現況と今後の希望を楽しそうに話してくれた。

『僕は、長年エンジニアとして働きながら、数年前にファブラボを創り、活動しています。ファブラボってのはデジタルファブリケーションでのモノづくりを出来る市民工房なんです。僕のファブラボに置いている機材は、今のところ、3Dプリンター、CO2レーザー加工機、LEDレーザー加工機、カッティングマシンです。近い将来、CNC(木材加工機)とか他の機材も揃えたいし、MITでファブマスターになるためのオンライン講座を受けたいと思っているんだ…etc』 

技術ど素人であった私は心の中で『デジタルファブリケーションって何?』『ファブラボって何?』『3Dプリンターって何?』『MITで受講って?』と全く馴染みの無い言葉ばかりで脳がフリーズしそうになった。

しかし、なぜか彼との会話は楽しく、後日、彼の誘いで、イベント開催中の彼のファブラボを訪問することになった。

当日のファブラボでのイベントは、『ステンシル』だった。

『ステンシル』とは好みのデザインに文字や図柄がくり抜かれたシートを転写したいアイテムにあて、上から塗料を塗ることで、そのデザインを転写するものとのこと。アイテム(ダイソーのデニムバッグかデニム巾着)と、ステンシルシート(ステンシルに使う転写シート)や塗料は当時のファブラボメンバーさん達が用意してくれていて、自由に作った。ステンシルシート剥がしが不器用な私には結構難しかったが、初めての『モノづくり』は非常に楽しかった。(この時、ステンシル作業工程の写真を撮影していなかったのが唯一の後悔。)

この時は気づいていなかったけれど、この後、ファブリケーションによるものづくりにどっぷり携わることになる。今ではIllustratorを覚えてレーザー加工機を使うようになり、Fusion360(3D CADソフト)を覚えて3Dプリンターでルアーを作り始めている。

私にまさかこんな人生が待っているとは。人生って不思議だ。

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