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レーザー加工:オリジナル・コルクコースターの作り方

自分の手書きイラストを元に『オリジナル・コルクコースター作り』に挑戦した際の材料・機材・使用したソフト・作り方などを備忘録としてまとめてみました。この記事が私と同じように初めて挑戦される方の参考になると嬉しいです。

目次

材料

  • コルクコースター (コルクペット)約φ94mm 厚さ5mm
  • MDFボード 厚さ6mm(※治具用)

機材・ソフト

  • 【使用機材】:FABOOL Laser CO2(CO2レーザー加工機)
  • 【使用ソフト】: SmartDIYs Creator
  • 【データ作成ソフト】: Illustrator

作り方・手順

STEP
下絵の作成
  • Illustratorのパス操作にまだ慣れていないので下絵を用意しました。
  • パス操作に慣れている方は、STEP3-2から始めても大丈夫です。
STEP
下絵の写真撮影
STEP
加工データの作成
  1. Illustratorに下絵の写真を取込
  2. Illustratorで下絵を元にパス作成
  3. パスデータを書き出し

パス作成時(楕円パスを修正)

パス作成時(反転機能を活用)

完成!

STEP
治具(ジグ)作り

レーザー加工位置決めのため、MDFボードで治具作りをしました。

  1. 治具の加工データを作成・XY位置は任意 (SmartDIYs Creatorのアイテム『アセットカタログ』の円を利用)
  2. 治具のアウトラインをレーザーカット
  3. 実際に加工品をはめ込んでみて不適切な位置があれば修正
STEP
レーザー加工テスト・パラメータ調整
STEP
レーザー加工

今回のパラメータ

スクロールできます
材料加工スピード
Speed
パワー
Power
回数
Times
加工
時間
感想
MDFボード厚さ6mmカット3004022分10秒治具を確実にカットする為、回数を2回にしました
コルクコースター彫刻8001112分10秒パワー10以下:彫刻不可(レーザー出力されず)
スピード900以上:彫刻されない箇所が一部あり

まとめ・感想

  • YouTubeやウェブサイトにあるIllustratorの操作マニュアルが参考になった。
  • 私はIllustratorのパス作成にまだ慣れていないが、下絵があると、パス作成・修正がやりやすかった。
  • Illustratorの画面拡大で、パスの微調整がやりやすくなった。
  • 治具をテストする際、加工材料サイズのばらつきがあったので、複数の加工材料で確認した方がよかった。
  • 加工品とイラスト位置の微調整が難しかった。
  • レーザー加工テスト・パラメータ調整はトライ&エラーの繰り返しだった。
  • コルクコースターは薄いと吸収性が足りないので、厚さのあるものをオススメします。

この記事で作ったアイテムはこちら

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